周波数応答と時間応答の関係




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■解答


(c) 5.1μs

 図1のアンプの入力に,立ち上がり速度が極めて速い矩形波を入力したときを考えます.アンプは低周波では一定のゲインですが,コーナ周波数より高周波側では-6dB/oct(周波数が2倍になると-6dB減衰する)の周波数応答になります.低周波の一定のゲインから-3dB減衰するコーナ周波数をfCとすると,立ち上がり時間は「tr=0.35/fC」で求まります.fCは68kHzなので,立ち上がり時間は(c) 5.1μsになります.





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