コンテンツコード | DP42141 |
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著者 | 中尾 司 |
発行元 | CQ出版社 |
価格(ライセンス料金) | 2,310円 |
仕様 | A5判 201ページ PDF 約7Mバイト |
発行日 | 2011/07/01 |
更新日 | 2011/07/26 |
制限 | ダウンロード制限: サービス停止まで |
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ライセンス条件 | ●本書は著作物であり,著作権法により保護されています.本書の一部,または全部を著作権者に断りなく,複製または改変し他人に譲渡すること,インターネットなどに公開することは法律により固く禁止されています.違反した場合は,民事上の制裁および刑事罰の対象となることがあります. ●本書は,CQ出版社から出版された,2010年2月15日 初版発行の同タイトルの書籍をPDFファイルとしたものです.電子版制作の都合上,オリジナルの書籍と比べて,一部の書体や線の太さ・種類が変更になっている場合があります.また,電子版という性格から,オリジナルの書籍と同一のプリント品質は保証できません.ご了承ください. ●予告なく,本サービス(Tech Village 書庫&販売)を一時休止または終了することがあります.サービス休止時やサービス終了後は,本コンテンツをダウンロードまたは閲覧できなくなります. |
解説
車などのノイズの多い場所に使われているCAN通信は,中長距離のマイコンとマイコンをむすぶ通信にも適しています.
本書は,試作に便利なDIPタイプが入手できるコントローラMCP2515/MCP2551を利用して,PICとAVRマイコンで通信する方法を具体的に説明します.ドライバの使い方を説明した後,CANノードをいくつか製作し,複数をつなぎ,通信の実験を行います.また,CANバスの簡易モニタ,シリアル-CANブリッジを製作するので,本書で紹介した以外のいろいろなマイコン/パソコンで活用できます.
目次
目次はじめに
信頼性の高い通信を行う
第1章 中距離マイコン間インターフェースCANとは
CAN専用コントローラを用いて各種マイコンから活用を図る
第2章 CANコントローラMCP2515の機能
2-1 CANコントローラの概要
2-2 MCP2515のレジスタの概要
2-3 CANコントローラへのアクセス(SPI通信)
2-4 MCP2515のレジスタ
2-5 CANコントローラの機能
実際にノード間で通信を行う
第3章 CANノード(ハードウェア)の製作
3-1 製作する機器
3-2 PIC CANコントローラ(#219)
3-3 CAN制御LCDボード(#221)
3-4 SPI-CANブリッジ(#217, #220)
3-5 リレー・ボード(#222)
Column…3-1 シリアル - RS-232C - USB変換
Column…3-2 モジュラ・ケーブル・アダプタ(#231)
MCP2515のレジスタを使いこなす
第4章 CANコントローラの制御プログラム
4-1 はじめに
4-2 MCP2515ドライバ関数,マクロのコード
4-3 ドライバ関数,マクロの使用法
Column…4-1 ビット・フィールドのアドレス設定
Column…4-2 Cコンパイラについて
CANドライバの使用例
第5章 基本動作の確認
5-1 基本的な送受信の確認…プロジェクト001
5-2 双方向の送受信の確認…プロジェクト002
5-3 データ・フィールドを伴うメッセージの送受信の確認…プロジェクト003A/B
5-4 メッセージ振り分けの確認…プロジェクト004
Column…5-1 アービトレーションの確認
WinAVR環境でプログラミング
第6章 AVRでMCP2515コントローラを使う
6-1 実験回路
6-2 CAN通信の実験
6-3 WinAVRによるプログラミング
6-4 tiny2313版でのノードの製作
Column…6-1 ブレッドボード用の小物
CANのバスのやり取りを可視化する
第7章 簡易CANバス・モニタの製作
7-1 バス・モニタの機能
7-2 制御ソフトウェア
7-3 制御ソフトウェアのプログラム
7-4 CCS-Cのシリアル送信ドライバ
7-5 CCS-Cのシリアル受信ドライバ
7-6 バス・モニタ制御用のWindowsアプリケーション
Column…7-1 NI社のCANデバイス
CAN機器の応用装置を作る
第8章 シリアル-CANブリッジの製作
8-1 シリアル-CANブリッジの機能
8-2 制御ソフトウェア
8-3 制御ソフトウェアのプログラム
8-4 CANブリッジ制御用Windowsアプリケーション
複数のノードを一つのCANバスにつないで互いに通信
第9章 組み合わせ応用例
9-1 機器の構成
9-2 各ノードの機能定
9-3 ノード1 ホスト・インターフェースのプログラミング
9-4 ノード2 表示器のプログラミング
9-5 ノード3 温度測定のプログラミング
9-6 ノード4 リレーのプログラミング
9-7 ノード1 ホスト・インターフェース制御用Windowsアプリケーション
Column…9-1 電源分配ボード
オープン・ハードウェアのプラットホームで動かす
第10章 ArduinoでCAN制御
10-1 Arduinoについて
10-2 Arduinoの使い方
10-3 Arduinoプログラミングの基本
10-4 CAN対応の拡張ボード(#258)の製作
10-5 CAN制御プログラム
10-6 Arduino使用のCANノードの製作
Appendix A MCP2515のレジスタ(一部除く)の構造と ビット・マッピングの一覧
Appendix B MCP2515で複数バイトで構成される, 送受信バッファ,フィルタ/マスク・バッファの ID領域の構造とビット・マッピングの一覧
Appendix C MCP2515制御ドライバ 関数,マクロ一覧
Appendix D Windowsアプリケーションのコントロール定義