著者一覧
あ
-
- CQ出版社
-
CQ出版社は,1954年神田小川町で社員3名でスタートして以来50年余,わが国の基幹産業にまで成長したエレクトロニクス産業とともに歩み,その間アマチュア無線,半導体技術,コンピュータ技術の情報を提供して今日に至っております.
当社の歴史は,そのまま日本の電子技術の歴史でもあります.戦後まもなく再開されたアマチュア無線は,日本の無線技術とその周辺技術の牽引車となり,日本のエレクトロニクスを飛躍的に発展させた半導体技術は日本の技術力を世界のトップに押し上げました.そして,ハイテク産業の粋とも言えるコンピュータの一般への普及は,情報産業の位置付けを確固たらしめました.
当社は,『CQ ham radio』,『トランジスタ技術』,『Interface』等の雑誌を通じて技術の発展とともに刻々と変わるエレクトロニクスの世界を常にユーザの立場から捉えながら必要な情報を提供してきました.また「Tech Village エレクトロニクス・セミナ」と題して若い技術者がエレクトロニクス技術を徹底マスタするためのセミナも開催しております.
-
-
-
-
- Interface編集部
-
Interface誌は1974年に創刊されて以来,コンピュータ技術にこだわる専門誌として先進的かつ専門的な技術情報を読者の方々に提供し続けています.
現在,身のまわりにある電子機器――OA機器,情報家電から白物家電にいたるまで,マイクロプロセッサによってインテリジェント化されていない機器を探すことのほうが難しい時代になっています.
我々は,PCやEWS以外でマイクロプロセッサを搭載した機器の設計・製造に関連した技術を「組み込み技術」と名付けています.これからの時代,「組み込み技術」がますます重要度を増してゆくことに間違いはありません.
「組み込み技術」という概念の中に包括される要素技術は多種に渡り,それぞれが奥行きの深いものです.本誌は,「コンピュータ技術の専門誌」として,このような間口が広くて奥行きが深い「組み込み技術」にこだわり,要素技術の解説に努めてゆきたいと考えております.
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
- 石井 聡
-
1963年,千葉県生まれ.
1985年,第1級無線技術士(旧制度.現在の第1級陸上無線技術士)合格
1986年,東京農工大学工学部 電気工学科卒業
1986年,双葉電子工業株式会社入社
1994年,技術士(電気・電子部門)合格,登録30023号
2002年,横浜国立大学大学院 博士課程後期(電子情報工学専攻・社会人特別選抜)修了.博士(工学)
2009年,アナログ・デバイセズ株式会社入社
現在,同社セントラル・アプリケーションズ所属
●専門分野
アナログ回路,RF回路,大規模ディジタル回路,組み込みソフトウェア,ワイヤレスシステムの設計,解析
JM1MQG(第1級アマチュア無線技士,ただしQRT中)
-
-
-
-
-
-
-
-
- 今井 栄
-
1953年生まれ.1970年,オートダインでSWL(JA1-13602)活動を始める.1973年,トリオTR-1200を使い,50MHz AMでアマチュア無線局JF1RNRを開局.しかし,すぐに手作り無線機で運用することを目標にして,CQ ham radio誌などを参考にして自作を始める.
1976年,2SC32を使った50MHzの100mW AM送信機とBCLラジオ+クリコンで,初めて自作機による交信を経験する.そのときの感動が忘れられず,以来,無線機を作り続けている.
最近は,自宅で自作オートダイン機によるBCL,SWLを楽しむ傍ら,もう一つの趣味であるサイクリングと無線をペアにした,自転車移動や山登りでの移動運用にもアクティブ.
7/10/50MHzの電信がメイン.リグはすべて自作機.
保証認定を受けた自作機は31台.JARL QRPクラブ,A1クラブに所属.第2級アマチュア無線技士.
-
-
-
-
-
-
-
- 漆谷 正義
-
1945年,神奈川県生まれ.
1971年,神戸大学大学院 理学研究科修了.
1971年,三洋電機(株)入社.レーザー応用機器の開発やビデオ機器の設計などに携わる.
2002年,電子機器の受託設計や著述など「何でも屋」開業.
2009年から大分県立工科短期大学校非常勤講師,西日本工業大学非常勤講師.
●著書
(1) ディジタル・オシロスコープ活用ノート,トランジスタ技術SPECIAL No.99,CQ出版社
(2) 抵抗&コンデンサ活用ノート,トランジスタ技術SPECIAL No.102,CQ出版社
(3) 通信技術・新訂版,実教出版,2009年2月(共著)
●趣味
仕事を趣味としてしまうので,結局,生涯を趣味で通している.
-
-
-
- 海老澤 徹
-
1933 年,東京都中央区築地明石町に生まれる.
幼少の頃に父の購読していた米国雑誌QSTでアマチュア無線を知る.コリンズの無線機は1968年,米国ヘンリーラジオ社で購入した75A-4が最初の出会いだった.アマチュア無線のコールサインはJA1AUG(以前はJH1TKX).第一級アマチュア無線技士
●著作
「新しいハム用受信機へのアプローチ」,『無線と実験』,1968年4/5/6/7/9/10/11月号,誠文堂新光社.
「システム化された世界最高級機コリンズ社のハム用機器の歴史」,『電波科学』,1975年1/2月号,日本放送出版協会.
「変貌するラジオ最近のテクニカルイノベーション」,『電波科学』,1972年9月号,日本放送出版協会.
『ウェスタン・エレクトリック・サウンド』共著,2005年,ステレオサウンド.
『フォノ・カートリッジ大全』,2006年,アイエー出版.
-
-
- 遠坂 俊昭
-
1949年,群馬県新田郡薮塚本町に生まれる.
1966年,アマチュア無線局JA1WVFを前橋にて開局.
1973年,(株)三工社に入社.
1977年,(株)エヌエフ回路設計ブロックに入社.アイソレーション・アンプ,ロックイン・アンプ,FRA,保護リレー試験器などの開発に従事.現在に至る.
2001年,文部科学大臣賞受賞.
●おもな著書
『CMOS-IC選び方・使い方』,技術評論社,1987年4月.
『計測のためのアナログ回路設計』,CQ出版社,1997年11月.
『計測のためのフィルタ回路設計』,CQ出版社,1998年9月.
『〈測試用〉類比電路設計実務』,白中和訳,建興出版社,1999年4月.
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
か
-
-
-
-
-
-
-
-
- 川田 章弘
-
1975年 広島県生まれ.小学校入学まで宮城県で育つ
1990年 岡山県笠岡市にてアマチュア無線局JI4XJIを開局
1995年 第1級陸上無線技術士を取得
1996年 詫間電波工業高等専門学校 電子工学科を卒業
1998年 長岡技術科学大学 工学部 生物機能工学課程を卒業
2000年 長岡技術科学大学大学院 工学研究科 生物機能工学専攻 修士課程を修了.高等学校教諭専修免許状(工業)を取得
2000年 (株)アドバンテストに入社.群馬R&Dセンタにて,半導体試験装置(ATE)向けアナログ・オプションの研究開発に従事
2004年 日本テキサス・インスツルメンツ(株)に入社.フィールド・アプリケーション・エンジニア(FAE)として,OPアンプやA-D/D-Aコンバータの技
術サポートを担当
2008年 社内インターンシップのため日本テキサス・インスツルメンツ(株) 厚木テクノロジー・センタに勤務
2009年 ヤマハ(株)に入社.AV機器事業部勤務
電子情報通信学会,日本人間工学会,会員
米国電気電子学会(IEEE)Member
-
-
-
-
-
-
- 久保 大次郎
-
1938年,三重県に生まれる
1957年,東京芝浦電気株式会社入社[現(株)東芝]
1989年,(株)東芝半導体事業本部 民生用半導体システム担当技師長
1993年,東芝半導体システム技術センター所長
2000年,ACテクノロジーズ(株)を設立.社長就任
現在同上.日本風力エネルギー協会会員
●主な著書
「トランジスタ高周波回路」,松井孚夫他共著,日刊工業新聞社,1968年7月.
「実用トランジスタ回路設計」,高橋健二ほか共著,日刊工業新聞社,1970年11月.
「高周波回路の設計」,CQ出版,1971年10月.
「トランジスタ・ダイオードの使い方」,CQ出版,1973年5月.
「ディジタル回路設計スタディ」,一杉勝共著,CQ出版,1976年9月.
「トランジスタ回路の簡易設計」,編著,CQ出版,1977年3月.
「小型パワー・デバイスの使い方」,CQ出版,1979年8月.
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
さ
-
- 酒井 由夫
-
1987年よりクリティカル・デバイスのソフトウェア開発に約20年間従事する.主に16ビットのワンチップ・マイコンを使った信号処理,リアルタイム組み込みシステムの開発を行い,商品の仕様立案からソフトウェア開発のプロセス管理,プロジェクト・マネージメント,安全性・信頼性の検証,保
守,ソフトウェア技術者教育など,組み込みシステム開発に関する幅広い領域を経験する.オブジェクト指向設計やプロダクト・ライン戦略を商品開発に生かすことも試みる.商品開発を常にアーキテクトの視点から分析し,「具体から抽象へ」というアプローチにこだわる.2006年よりソフトウェア品質技術の指導・支援,ソフトウェア技術者の育成,外部規格適合教育に携わる.コミュニティ活動として,2003年より「組込みソフトウェア管理者・技術者育成研究会(SESSAME)」に,2011年より「組込みソフトウェア
ギルド」に参加している.
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
- 社団法人 組込みシステム技術協会(編・著)
-
名称:社団法人組込みシステム技術協会
(旧:社団法人日本システムハウス協会)
(Japan Embedded Systems Technology
Association 略称「JASA」)
本部:〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町1-8-12
東実年金会館8F
TEL:03-5821-7973 FAX:03-5821-0444
支部:札幌,東京,名古屋,金沢,大阪,福岡
e-mail jasainfo@jasa.or.jp
URL http://www.jasa.or.jp/
目的:組込みシステム業におけるマイクロエレクト
ロニクス応用技術に関する標準化の推進,権利の保
護,調査研究等を行うことにより,組込みシステム
業の技術の向上と利用者の利便性を高め,もって我
が国産業の健全な発展及び国民生活の向上に寄与す
ることを目的とする.
会員数:正会員148 社,賛助会員35 社(平成19年
4月1日現在)
所轄官庁:経済産業省商務情報政策局情報処理振興
課
産業分類:日本標準産業分類F-2749
-
-
- 上銘 正規
-
1936年,大阪に生まれる.第1級アマチュア無線技士.第2級陸上無線技術士.
●アマチュア無線へのこだわり
1953年10月7日,大阪市にてUZ42シングル,入力8WでJA3FRの産声をあげる.もっぱらおしゃべりよりも実験が大好き.また,熱心なコリンズ・ファン.コリンズのどこにほれ込んだのか….世界中にいる大勢のコリンズ・ファンに必要な補修パーツの入手が年々困難になっている.パーツがないとセットはこの世から消滅の運命をたどる.セットの余命を伸ばし,現役で働いてもらいたい,もっと長生きしてほしい…,そんな気持ちからコリンズのパーツの供給とメインテナンスをお引き受けすることになった.パーツの供給では100エンティティを超えた.一方,アンテナいじりも楽しい.小型で高効率のアンテナがその目標で現在,EHアンテナの普及促進活動を展開中.
●おもな著書
コリンズのメンテナンス,コリンズのメンテナンスII(32S-3のメンテナンス),コリンズのメンテナンスIII(75S-3の調整)
・著者のホームページ http://www.fr-radio.com/
・著者の電子メールアドレス ja3fr@jarl.com
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
た
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
な
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
は
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
ま
-
-
-
- 松井 邦彦
-
1954年 長崎県長崎市磯道町に生まれる.
1973年 東芝総合研究所 電子部品研究所に入社.
シリコン・サーミスタ,GaAsホール・センサ,その他放射線センサなど
の開発に従事.それまではセンサのみを開発していたが,上司の「これ
からのセンサは回路付きでないと売れなくなる」という一言で,一番若
かった筆者が回路設計を担当することになる.ホール・センサの乗算特
性を応用した電子式積算電力量計やレゾルバ,MRセンサを使用した高速
型紙幣判別装置,サージ・アブソーバの劣化診断装置などの開発に従事.
1988年 長崎サーキット・デザイン設立.
2010年 現在,A‒D/D‒Aコンバータまでのアナログ回路設計/製作をメインの業務とし,セミナ活動にも勢力的に取り組んでいる.
おもな著書「センサ活用141の実践ノウハウ」(CQ出版社)
「OP アンプ活用100の実践ノウハウ」(CQ出版社)
「センサ応用回路の設計・製作」(CQ出版社)
-
-
-
-
-
-
- 三上 直樹
-
1977年 北海道大学大学院修士課程修了
1977年 北海道大学工学部応用物理学科助手
1987年 工学博士
1987年 職業訓練大学校(現職業能力開発総合大学校)情報工学科勤務
2005年 職業能力開発総合大学校情報工学科(現情報システム工学科)教授,現在に至る
専門 音声信号処理,ディジタル信号処理,DSP応用
主な著書
『ディジタル信号処理入門』,CQ出版社,1989年.
『アルゴリズム教科書』,CQ出版社,1996年.
『ディジタル信号処理の基礎』,CQ出版社,1998年.
『ディジタル信号処理とDSP』,CQ出版社,1999年.
『C言語によるディジタル信号処理入門』,CQ出版社,2002年.
-
-
- 三谷 政昭
-
1951年 広島県豊田郡(現在,尾道市)瀬戸田町に生れる
1974年 東京工業大学工学部電子工学科卒業
工学博士(東京工業大学)
現在 東京電機大学工学部情報通信工学科教授
専門 ディジタル信号処理,教育工学
主な著書『やり直しのための信号数学』(CQ出版)
『やり直しのための工業数学』(CQ出版)
『Scilab で学ぶディジタル信号処理』(CQ出版)
『今日から使えるフーリエ変換』(講談社)
『信号解析のための数学』(森北出版)
『わかる電子回路入門の入門(III)~オペアンプ応用編~』(株式会社マイクロネット)
『ディジタルフィルタデザイン』(昭晃堂)
『マンガで学ぶ暗号』(オーム社),ほか多数
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
- 村松 正吾
-
新潟大学工学部 電気電子工学科 准教授
1991年3月,東京工業高等専門学校電子工学科卒業
1993年5月,東京都立大学工学部電気工学科卒業
1995年3月,同大学大学院工学研究科電気工学専攻修士課程修了
1996年12月,同大学大学院工学研究科電気工学専攻博士課程中退
1997年1月,同大学工学部電子・情報工学科助手
1999 年10月,新潟大学工学部電気電子工学科助手
2001年2月,同大学工学部電気電子工学科助教授
2003年10月~2004年9月,イタリアフローレンス大学文部科学省在外研究員
現在に至る
学位:
博士(工学)[1998年11月東京都立大学]
主な研究:
信号処理,特に映像符号化,映像解析,LSIアーキテクチャの研究に従事.
主な著書:
貴家仁志,村松正吾;マルチメディア技術の基礎 DCT入門,CQ出版社,1997年.
-
-
- 森岡 澄夫
-
1968年7月27日 名古屋市生まれ
1990年~1994年 (株)OUKにてアルバイトながら厳しく回路設計修行.TTLやPLDを用いた各種制御回路開発.
1992年 大阪大学基礎工学部 情報工学科卒.
1994年~1997年 日本学術振興会特別研究員(DCI)
1997年 大阪大学大学院修了.博士(工学).専攻は回路のフォーマル・ベリフィケーションの理論と処理系.
1997年4月 日本電信電話(株) システムエレクトロニクス研究所入所.
1997年10月 日本IBM(株) 東京基礎研究所入所.高速リードソロモンECC,AES暗号,LZ圧縮,Motion JPEGコーデックなどの高機能IP回路の研究と,サーバ,HDD,Sony PS2・PSXなどへの組み込みに従事.
2003年7月 ソニー(株) ユビキタス技術研究所入所.PSP・PS3搭載セキュリティ・サブシステム回路開発とSOC組み込みを短期で行い,Sony MVP2004.指静脈認証の画像認識アルゴリズム開発にも従事.
2006年1月 日本電気(株) システムデバイス研究所入所.顔認識,画像高画質化,秘匿演算,匿名認証,SpaceFibreプロトコルなど先端アルゴリズムの回路化や,各社動作合成を活用した回路設計手法の研究に従事.同研究所・主任研究員を経て,2012年より中央研究所企画戦略グループ・エキスパート.
小学3年生のときにラジオを作って回路設計に,高校1年のときにパソコン・プログラミングにのめり込み,そのまま本業に.さまざまな企業でさまざまなテーマのもと研究から製品開発まで経験したが,一貫してディジタル回路設計を軸としている.趣味はロケット打ち上げ見学,プログラミング,電子工作.自分で手を動かすのが大好き.
-
や
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
- 吉本 猛夫
-
JR1XEV,第一級アマチュア無線技士.
プロフィールというのは,横顔,半面像とか人物素描などと訳されています.訳語にこだわるわけではありませんが,筆者の「正面顔」から先に紹介します.
筆者は電子工学を学び,ビジネスでは電子機器を設計開発してきたいわば電気屋です.ビジネス途中から,若い後輩たちのために,主として基礎的な工学入門書を書く機会に恵まれ,CQ出版社から複数の著書を出版させていただきました.これについても皆さんのご愛読を希望してやみません.
筆者の「斜め正面顔」を紹介します.
筆者はアマチュア無線技士です.アマチュア無線は,自分以外のアマチュア無線技士と電波で交信する趣味の世界ですが,公共の電波を使う以上,公道を走る車の運転免許証と同じように,国の免許が必要で,道路交通法と同様その運用を規制されています.
そのアマチュア無線技士には,遠く海外の珍局や遠局との交信に挑戦する人たち(DX派),近所の局とおしゃべりを楽しむ人たち(ラグチュー派),無線の機器を自作してプロセスや出来栄えを眺めてうっとりする人たち(工作派)の3種類の人種が存在します.
筆者は最後の「工作派」族を自任しています.
そして「横顔・プロフィール」です.「工作派」と紹介したように,物作り大好き人間です.
物作りの心は小学生のころから芽生えていたようで,家にゴロゴロしていた道工具や,父や兄の工作好きという環境に刺激されたものと回顧しています.
動く玩具は新品のうちから構造探求のために分解して再起不能にしたり,珍しい工具は発見と同時に衝動買いしてそのままオクラ入りしていたり,物作りへの投資はハンパではありません.ネジ巻き式の蓄音機を新品同様にするとか,機械式の(タイガー)計算機の不具合を修復してついでに操作してみるとか,周囲からみると馬鹿なことばかりやっています.
部屋の押し入れは,フィルム式の8mmカメラから手回し式の消防自動車用のサイレンにいたるまで,子供のジャンク箱そのものです.
-
-
ら
わ
あ
-
- CQ出版社
-
CQ出版社は,1954年神田小川町で社員3名でスタートして以来50年余,わが国の基幹産業にまで成長したエレクトロニクス産業とともに歩み,その間アマチュア無線,半導体技術,コンピュータ技術の情報を提供して今日に至っております.
当社の歴史は,そのまま日本の電子技術の歴史でもあります.戦後まもなく再開されたアマチュア無線は,日本の無線技術とその周辺技術の牽引車となり,日本のエレクトロニクスを飛躍的に発展させた半導体技術は日本の技術力を世界のトップに押し上げました.そして,ハイテク産業の粋とも言えるコンピュータの一般への普及は,情報産業の位置付けを確固たらしめました.
当社は,『CQ ham radio』,『トランジスタ技術』,『Interface』等の雑誌を通じて技術の発展とともに刻々と変わるエレクトロニクスの世界を常にユーザの立場から捉えながら必要な情報を提供してきました.また「Tech Village エレクトロニクス・セミナ」と題して若い技術者がエレクトロニクス技術を徹底マスタするためのセミナも開催しております.
-
- Interface編集部
-
Interface誌は1974年に創刊されて以来,コンピュータ技術にこだわる専門誌として先進的かつ専門的な技術情報を読者の方々に提供し続けています.
現在,身のまわりにある電子機器――OA機器,情報家電から白物家電にいたるまで,マイクロプロセッサによってインテリジェント化されていない機器を探すことのほうが難しい時代になっています.
我々は,PCやEWS以外でマイクロプロセッサを搭載した機器の設計・製造に関連した技術を「組み込み技術」と名付けています.これからの時代,「組み込み技術」がますます重要度を増してゆくことに間違いはありません.
「組み込み技術」という概念の中に包括される要素技術は多種に渡り,それぞれが奥行きの深いものです.本誌は,「コンピュータ技術の専門誌」として,このような間口が広くて奥行きが深い「組み込み技術」にこだわり,要素技術の解説に努めてゆきたいと考えております.
-
- 石井 聡
-
1963年,千葉県生まれ.
1985年,第1級無線技術士(旧制度.現在の第1級陸上無線技術士)合格
1986年,東京農工大学工学部 電気工学科卒業
1986年,双葉電子工業株式会社入社
1994年,技術士(電気・電子部門)合格,登録30023号
2002年,横浜国立大学大学院 博士課程後期(電子情報工学専攻・社会人特別選抜)修了.博士(工学)
2009年,アナログ・デバイセズ株式会社入社
現在,同社セントラル・アプリケーションズ所属
●専門分野
アナログ回路,RF回路,大規模ディジタル回路,組み込みソフトウェア,ワイヤレスシステムの設計,解析
JM1MQG(第1級アマチュア無線技士,ただしQRT中)
-
- 今井 栄
-
1953年生まれ.1970年,オートダインでSWL(JA1-13602)活動を始める.1973年,トリオTR-1200を使い,50MHz AMでアマチュア無線局JF1RNRを開局.しかし,すぐに手作り無線機で運用することを目標にして,CQ ham radio誌などを参考にして自作を始める.
1976年,2SC32を使った50MHzの100mW AM送信機とBCLラジオ+クリコンで,初めて自作機による交信を経験する.そのときの感動が忘れられず,以来,無線機を作り続けている.
最近は,自宅で自作オートダイン機によるBCL,SWLを楽しむ傍ら,もう一つの趣味であるサイクリングと無線をペアにした,自転車移動や山登りでの移動運用にもアクティブ.
7/10/50MHzの電信がメイン.リグはすべて自作機.
保証認定を受けた自作機は31台.JARL QRPクラブ,A1クラブに所属.第2級アマチュア無線技士.
-
- 漆谷 正義
-
1945年,神奈川県生まれ.
1971年,神戸大学大学院 理学研究科修了.
1971年,三洋電機(株)入社.レーザー応用機器の開発やビデオ機器の設計などに携わる.
2002年,電子機器の受託設計や著述など「何でも屋」開業.
2009年から大分県立工科短期大学校非常勤講師,西日本工業大学非常勤講師.
●著書
(1) ディジタル・オシロスコープ活用ノート,トランジスタ技術SPECIAL No.99,CQ出版社
(2) 抵抗&コンデンサ活用ノート,トランジスタ技術SPECIAL No.102,CQ出版社
(3) 通信技術・新訂版,実教出版,2009年2月(共著)
●趣味
仕事を趣味としてしまうので,結局,生涯を趣味で通している.
-
- 海老澤 徹
-
1933 年,東京都中央区築地明石町に生まれる.
幼少の頃に父の購読していた米国雑誌QSTでアマチュア無線を知る.コリンズの無線機は1968年,米国ヘンリーラジオ社で購入した75A-4が最初の出会いだった.アマチュア無線のコールサインはJA1AUG(以前はJH1TKX).第一級アマチュア無線技士
●著作
「新しいハム用受信機へのアプローチ」,『無線と実験』,1968年4/5/6/7/9/10/11月号,誠文堂新光社.
「システム化された世界最高級機コリンズ社のハム用機器の歴史」,『電波科学』,1975年1/2月号,日本放送出版協会.
「変貌するラジオ最近のテクニカルイノベーション」,『電波科学』,1972年9月号,日本放送出版協会.
『ウェスタン・エレクトリック・サウンド』共著,2005年,ステレオサウンド.
『フォノ・カートリッジ大全』,2006年,アイエー出版.
-
- 遠坂 俊昭
-
1949年,群馬県新田郡薮塚本町に生まれる.
1966年,アマチュア無線局JA1WVFを前橋にて開局.
1973年,(株)三工社に入社.
1977年,(株)エヌエフ回路設計ブロックに入社.アイソレーション・アンプ,ロックイン・アンプ,FRA,保護リレー試験器などの開発に従事.現在に至る.
2001年,文部科学大臣賞受賞.
●おもな著書
『CMOS-IC選び方・使い方』,技術評論社,1987年4月.
『計測のためのアナログ回路設計』,CQ出版社,1997年11月.
『計測のためのフィルタ回路設計』,CQ出版社,1998年9月.
『〈測試用〉類比電路設計実務』,白中和訳,建興出版社,1999年4月.
か
-
- 川田 章弘
-
1975年 広島県生まれ.小学校入学まで宮城県で育つ
1990年 岡山県笠岡市にてアマチュア無線局JI4XJIを開局
1995年 第1級陸上無線技術士を取得
1996年 詫間電波工業高等専門学校 電子工学科を卒業
1998年 長岡技術科学大学 工学部 生物機能工学課程を卒業
2000年 長岡技術科学大学大学院 工学研究科 生物機能工学専攻 修士課程を修了.高等学校教諭専修免許状(工業)を取得
2000年 (株)アドバンテストに入社.群馬R&Dセンタにて,半導体試験装置(ATE)向けアナログ・オプションの研究開発に従事
2004年 日本テキサス・インスツルメンツ(株)に入社.フィールド・アプリケーション・エンジニア(FAE)として,OPアンプやA-D/D-Aコンバータの技
術サポートを担当
2008年 社内インターンシップのため日本テキサス・インスツルメンツ(株) 厚木テクノロジー・センタに勤務
2009年 ヤマハ(株)に入社.AV機器事業部勤務
電子情報通信学会,日本人間工学会,会員
米国電気電子学会(IEEE)Member
-
- 久保 大次郎
-
1938年,三重県に生まれる
1957年,東京芝浦電気株式会社入社[現(株)東芝]
1989年,(株)東芝半導体事業本部 民生用半導体システム担当技師長
1993年,東芝半導体システム技術センター所長
2000年,ACテクノロジーズ(株)を設立.社長就任
現在同上.日本風力エネルギー協会会員
●主な著書
「トランジスタ高周波回路」,松井孚夫他共著,日刊工業新聞社,1968年7月.
「実用トランジスタ回路設計」,高橋健二ほか共著,日刊工業新聞社,1970年11月.
「高周波回路の設計」,CQ出版,1971年10月.
「トランジスタ・ダイオードの使い方」,CQ出版,1973年5月.
「ディジタル回路設計スタディ」,一杉勝共著,CQ出版,1976年9月.
「トランジスタ回路の簡易設計」,編著,CQ出版,1977年3月.
「小型パワー・デバイスの使い方」,CQ出版,1979年8月.
さ
-
- 酒井 由夫
-
1987年よりクリティカル・デバイスのソフトウェア開発に約20年間従事する.主に16ビットのワンチップ・マイコンを使った信号処理,リアルタイム組み込みシステムの開発を行い,商品の仕様立案からソフトウェア開発のプロセス管理,プロジェクト・マネージメント,安全性・信頼性の検証,保
守,ソフトウェア技術者教育など,組み込みシステム開発に関する幅広い領域を経験する.オブジェクト指向設計やプロダクト・ライン戦略を商品開発に生かすことも試みる.商品開発を常にアーキテクトの視点から分析し,「具体から抽象へ」というアプローチにこだわる.2006年よりソフトウェア品質技術の指導・支援,ソフトウェア技術者の育成,外部規格適合教育に携わる.コミュニティ活動として,2003年より「組込みソフトウェア管理者・技術者育成研究会(SESSAME)」に,2011年より「組込みソフトウェア
ギルド」に参加している.
-
- 社団法人 組込みシステム技術協会(編・著)
-
名称:社団法人組込みシステム技術協会
(旧:社団法人日本システムハウス協会)
(Japan Embedded Systems Technology
Association 略称「JASA」)
本部:〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町1-8-12
東実年金会館8F
TEL:03-5821-7973 FAX:03-5821-0444
支部:札幌,東京,名古屋,金沢,大阪,福岡
e-mail jasainfo@jasa.or.jp
URL http://www.jasa.or.jp/
目的:組込みシステム業におけるマイクロエレクト
ロニクス応用技術に関する標準化の推進,権利の保
護,調査研究等を行うことにより,組込みシステム
業の技術の向上と利用者の利便性を高め,もって我
が国産業の健全な発展及び国民生活の向上に寄与す
ることを目的とする.
会員数:正会員148 社,賛助会員35 社(平成19年
4月1日現在)
所轄官庁:経済産業省商務情報政策局情報処理振興
課
産業分類:日本標準産業分類F-2749
-
- 上銘 正規
-
1936年,大阪に生まれる.第1級アマチュア無線技士.第2級陸上無線技術士.
●アマチュア無線へのこだわり
1953年10月7日,大阪市にてUZ42シングル,入力8WでJA3FRの産声をあげる.もっぱらおしゃべりよりも実験が大好き.また,熱心なコリンズ・ファン.コリンズのどこにほれ込んだのか….世界中にいる大勢のコリンズ・ファンに必要な補修パーツの入手が年々困難になっている.パーツがないとセットはこの世から消滅の運命をたどる.セットの余命を伸ばし,現役で働いてもらいたい,もっと長生きしてほしい…,そんな気持ちからコリンズのパーツの供給とメインテナンスをお引き受けすることになった.パーツの供給では100エンティティを超えた.一方,アンテナいじりも楽しい.小型で高効率のアンテナがその目標で現在,EHアンテナの普及促進活動を展開中.
●おもな著書
コリンズのメンテナンス,コリンズのメンテナンスII(32S-3のメンテナンス),コリンズのメンテナンスIII(75S-3の調整)
・著者のホームページ http://www.fr-radio.com/
・著者の電子メールアドレス ja3fr@jarl.com
た
な
は
ま
-
- 松井 邦彦
-
1954年 長崎県長崎市磯道町に生まれる.
1973年 東芝総合研究所 電子部品研究所に入社.
シリコン・サーミスタ,GaAsホール・センサ,その他放射線センサなど
の開発に従事.それまではセンサのみを開発していたが,上司の「これ
からのセンサは回路付きでないと売れなくなる」という一言で,一番若
かった筆者が回路設計を担当することになる.ホール・センサの乗算特
性を応用した電子式積算電力量計やレゾルバ,MRセンサを使用した高速
型紙幣判別装置,サージ・アブソーバの劣化診断装置などの開発に従事.
1988年 長崎サーキット・デザイン設立.
2010年 現在,A‒D/D‒Aコンバータまでのアナログ回路設計/製作をメインの業務とし,セミナ活動にも勢力的に取り組んでいる.
おもな著書「センサ活用141の実践ノウハウ」(CQ出版社)
「OP アンプ活用100の実践ノウハウ」(CQ出版社)
「センサ応用回路の設計・製作」(CQ出版社)
-
- 三上 直樹
-
1977年 北海道大学大学院修士課程修了
1977年 北海道大学工学部応用物理学科助手
1987年 工学博士
1987年 職業訓練大学校(現職業能力開発総合大学校)情報工学科勤務
2005年 職業能力開発総合大学校情報工学科(現情報システム工学科)教授,現在に至る
専門 音声信号処理,ディジタル信号処理,DSP応用
主な著書
『ディジタル信号処理入門』,CQ出版社,1989年.
『アルゴリズム教科書』,CQ出版社,1996年.
『ディジタル信号処理の基礎』,CQ出版社,1998年.
『ディジタル信号処理とDSP』,CQ出版社,1999年.
『C言語によるディジタル信号処理入門』,CQ出版社,2002年.
-
- 三谷 政昭
-
1951年 広島県豊田郡(現在,尾道市)瀬戸田町に生れる
1974年 東京工業大学工学部電子工学科卒業
工学博士(東京工業大学)
現在 東京電機大学工学部情報通信工学科教授
専門 ディジタル信号処理,教育工学
主な著書『やり直しのための信号数学』(CQ出版)
『やり直しのための工業数学』(CQ出版)
『Scilab で学ぶディジタル信号処理』(CQ出版)
『今日から使えるフーリエ変換』(講談社)
『信号解析のための数学』(森北出版)
『わかる電子回路入門の入門(III)~オペアンプ応用編~』(株式会社マイクロネット)
『ディジタルフィルタデザイン』(昭晃堂)
『マンガで学ぶ暗号』(オーム社),ほか多数
-
- 村松 正吾
-
新潟大学工学部 電気電子工学科 准教授
1991年3月,東京工業高等専門学校電子工学科卒業
1993年5月,東京都立大学工学部電気工学科卒業
1995年3月,同大学大学院工学研究科電気工学専攻修士課程修了
1996年12月,同大学大学院工学研究科電気工学専攻博士課程中退
1997年1月,同大学工学部電子・情報工学科助手
1999 年10月,新潟大学工学部電気電子工学科助手
2001年2月,同大学工学部電気電子工学科助教授
2003年10月~2004年9月,イタリアフローレンス大学文部科学省在外研究員
現在に至る
学位:
博士(工学)[1998年11月東京都立大学]
主な研究:
信号処理,特に映像符号化,映像解析,LSIアーキテクチャの研究に従事.
主な著書:
貴家仁志,村松正吾;マルチメディア技術の基礎 DCT入門,CQ出版社,1997年.
-
- 森岡 澄夫
-
1968年7月27日 名古屋市生まれ
1990年~1994年 (株)OUKにてアルバイトながら厳しく回路設計修行.TTLやPLDを用いた各種制御回路開発.
1992年 大阪大学基礎工学部 情報工学科卒.
1994年~1997年 日本学術振興会特別研究員(DCI)
1997年 大阪大学大学院修了.博士(工学).専攻は回路のフォーマル・ベリフィケーションの理論と処理系.
1997年4月 日本電信電話(株) システムエレクトロニクス研究所入所.
1997年10月 日本IBM(株) 東京基礎研究所入所.高速リードソロモンECC,AES暗号,LZ圧縮,Motion JPEGコーデックなどの高機能IP回路の研究と,サーバ,HDD,Sony PS2・PSXなどへの組み込みに従事.
2003年7月 ソニー(株) ユビキタス技術研究所入所.PSP・PS3搭載セキュリティ・サブシステム回路開発とSOC組み込みを短期で行い,Sony MVP2004.指静脈認証の画像認識アルゴリズム開発にも従事.
2006年1月 日本電気(株) システムデバイス研究所入所.顔認識,画像高画質化,秘匿演算,匿名認証,SpaceFibreプロトコルなど先端アルゴリズムの回路化や,各社動作合成を活用した回路設計手法の研究に従事.同研究所・主任研究員を経て,2012年より中央研究所企画戦略グループ・エキスパート.
小学3年生のときにラジオを作って回路設計に,高校1年のときにパソコン・プログラミングにのめり込み,そのまま本業に.さまざまな企業でさまざまなテーマのもと研究から製品開発まで経験したが,一貫してディジタル回路設計を軸としている.趣味はロケット打ち上げ見学,プログラミング,電子工作.自分で手を動かすのが大好き.
や
-
- 吉本 猛夫
-
JR1XEV,第一級アマチュア無線技士.
プロフィールというのは,横顔,半面像とか人物素描などと訳されています.訳語にこだわるわけではありませんが,筆者の「正面顔」から先に紹介します.
筆者は電子工学を学び,ビジネスでは電子機器を設計開発してきたいわば電気屋です.ビジネス途中から,若い後輩たちのために,主として基礎的な工学入門書を書く機会に恵まれ,CQ出版社から複数の著書を出版させていただきました.これについても皆さんのご愛読を希望してやみません.
筆者の「斜め正面顔」を紹介します.
筆者はアマチュア無線技士です.アマチュア無線は,自分以外のアマチュア無線技士と電波で交信する趣味の世界ですが,公共の電波を使う以上,公道を走る車の運転免許証と同じように,国の免許が必要で,道路交通法と同様その運用を規制されています.
そのアマチュア無線技士には,遠く海外の珍局や遠局との交信に挑戦する人たち(DX派),近所の局とおしゃべりを楽しむ人たち(ラグチュー派),無線の機器を自作してプロセスや出来栄えを眺めてうっとりする人たち(工作派)の3種類の人種が存在します.
筆者は最後の「工作派」族を自任しています.
そして「横顔・プロフィール」です.「工作派」と紹介したように,物作り大好き人間です.
物作りの心は小学生のころから芽生えていたようで,家にゴロゴロしていた道工具や,父や兄の工作好きという環境に刺激されたものと回顧しています.
動く玩具は新品のうちから構造探求のために分解して再起不能にしたり,珍しい工具は発見と同時に衝動買いしてそのままオクラ入りしていたり,物作りへの投資はハンパではありません.ネジ巻き式の蓄音機を新品同様にするとか,機械式の(タイガー)計算機の不具合を修復してついでに操作してみるとか,周囲からみると馬鹿なことばかりやっています.
部屋の押し入れは,フィルム式の8mmカメラから手回し式の消防自動車用のサイレンにいたるまで,子供のジャンク箱そのものです.