コンテンツコード | DP41381 |
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著者 | 畑山 仁 |
発行元 | CQ出版社 |
価格(ライセンス料金) | 3,960円 |
仕様 | B5判 168ページ PDF 約40Mバイト |
発行日 | 2022/11/15 |
更新日 | 2023/04/04 |
制限 | ダウンロード制限: サービス停止まで |
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ライセンス条件 | ●本書は著作物であり,著作権法により保護されています.本書の一部,または全部を著作権者に断りなく,複製または改変し他人に譲渡すること,インターネットなどに公開することは法律により固く禁止されています.違反した場合は,民事上の制裁および刑事罰の対象となることがあります. ●本書は「RFワールド」No.46~No.55に掲載された記事を再編集したものです.電子版制作の都合上,オリジナルの書籍と比べて,一部の書体や線の太さ・種類が変更になっている場合があります.また,電子版という性格から,オリジナルの書籍と同一のプリント品質は保証できません.ご了承ください. ●予告なく,本サービス(Tech Village 書庫&販売)を一時休止または終了することがあります.サービス休止時やサービス終了後は,本コンテンツをダウンロードできなくなります. |
解説
※ 本書掲載記事の多くは下記を元に再編集/再構成しました.
・イントロダクション,第1章~第5章,エピローグ:RFワールドNo.46特集
・第6章:RFワールドNo.47およびNo.48の技術解説
・第7章:RFワールドNo.49およびNo.50の技術解説
・第8章:RFワールドNo.52およびNo.53の技術解説
・第9章:RFワールドNo.54およびNo.55の技術解説
高速シリアル・インターフェースはGHz帯におよぶRF信号を使ってデータ伝送するようになりました.エンド・ユーザーが高速で快適な環境を享受できるようになる一方で,開発や設計に携わるエンジニアには高度な知識と測定テクニックが求められています. 2022年までにUSB4,Thunderbolt4,PCIexpress/Gen4,100GBASE-Tなどが登場しました.これら最先端をゆく高速シリアル・インターフェース開発現場は米国,台湾,中国などであり,日本は取り残されています.
そこで本書では,代表的な高速シリアル・インターフェースの基礎を紹介した上で,それらの信号を観測して評価するための知識を学びます.最先端高速シリアル・インターフェースの開発のみならず,応用製品の設計/製造に観測を避けては通れないでしょう
目次
[イントロダクション]高速シリアル・インターフェースの世界へようこそ!------------------------------------
【第1部 基礎知識編】
[第1章]物理層の主な要素,トランスミッタ・ブロックとレシーバ・ブロックの技術,伝送路の考察
Appendix 高速シリアル・インターフェースのおさらい
[第2章]イコライゼーション,スペクトラム拡散クロック,消費電力の抑制,リピータ
[第3章]基本はBER,アイ・ダイヤグラムとマスク,ジッタとノイズなどの考察
Appendix BER値はジッタのみならずノイズも影響する
[第4章]リアルタイム・オシロとサンプリング・オシロ,必要なソフトウェア,BERT,フィクスチャなど
[第5章]コンプライアンス・テスト,テスト・パターン,トランスミッタ/ソース測定,レシーバ/シンク測定
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【第2部 観測の実例編】
[第6章]最新規格の全貌を知り,現実の信号を見る
Appendix-1 受給電インターフェースとしてのUSB PD
Appendix-2 USB4とThunderbolt 3
[第7章]各種アドオン/グラフィックス・カード,USB,SSD,SD,CFカードなどに広がるI/F
[第8章]オフィス,家庭,産業機器や車載まで広範囲に普及した高速ネットワークI/F
Appendix WOL機能によってWindows搭載機器をLANから
[第9章]数十Gbpsを伝送する高解像ディスプレイのI/O
[エピローグ]高速シリアル・インターフェースの今昔と将来展望
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付録-1 高速シリアル・インターフェースの周波数帯域図
付録-2 オシロスコープの観測帯域と実測波形の例