電源回路設計2009【PDF版】のレビュー
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現在のスイッチング電源で主流となった制御技術と、各種要素技術を網羅している
現在のスイッチング電源は変換効率90%以上が実現され、かつノイズ低減も進化しています。本書では、それらの要素技術である部品(MOSFET、コンデンサ)の進化、および力率改善制御、共振・擬似共振スイッチングを具体的な応用回路を用いて解説しています。電源技術の全般を俯瞰するには都合の良い書籍かと想います。また、今後益々増えるであろうデジタル制御と相まって、更なる最適化制御が登場するのではないかと『デイジタル制御電源の試み』を読みつつ、想像を膨らませております。
[2012/06/07][アナログ屋さん][東京都]