コンテンツコード | DP32821 |
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著者 | 遠坂 俊昭 |
発行元 | CQ出版社 |
価格(ライセンス料金) | 2,970円 |
仕様 | A5判 296ページ PDF 約61Mバイト |
発行日 | 2015/07/01 |
更新日 | 2022/08/03 |
制限 | ダウンロード制限: サービス停止まで |
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ライセンス条件 | ●本書は著作物であり,著作権法により保護されています.本書の一部,または全部を著作権者に断りなく,複製または改変し他人に譲渡すること,インターネットなどに公開することは法律により固く禁止されています.違反した場合は,民事上の制裁および刑事罰の対象となることがあります. ●本書は,CQ出版社から1998年9月1日に初版を発行し,2015年7月1日に第11版を発行した同タイトルの書籍をPDFファイルとしたものです.電子版制作の都合上,オリジナルの書籍と比べて,一部の書体や線の太さ・種類が変更になっている場合があります.また,電子版という性格から,オリジナルの書籍と同一のプリント品質は保証できません.ご了承ください. ●予告なく,本サービス(Tech Village 書庫&販売)を一時休止または終了することがあります.サービス休止時やサービス終了後は,本コンテンツをダウンロードまたは閲覧できなくなります. |
解説
※ 本コンテンツは,1998年9月1日に初版を発行し,2015年7月1日に第11版を発行した『計測のためのフィルタ回路設計』をPDFファイルとしたものです.
世の中まさにディジタル時代ですが,世の中に存在する信号の多くは相変わらずアナログのままです.そのためディジタル時代と言えども,アナログ信号処理から逃れることはできません.ディジタル時代における重要なアナログ技術のひとつがフィルタ回路です.
信号の中には残念ながら雑音成分が多かれ少なかれ含まれています.信号成分に影響を与えることなく,上手に信号にまざった雑音成分のみを取り除くことがフィルタの重要な役割です.本書では,アナログ回路に残された重要な使命であるさまざまなフィルタ回路技術について,実験を交えながらていねいに解説しています.また,究極の微小信号処理のためのフィルタである「ロックイン・アンプ」についても詳しく解説しています.
目次
第1章 フィルタのあらまし1.1 フィルタの特性と種類
1.2 フィルタの周波数応答と時間応答特性
第2章 RCフィルタとRC回路網の設計
2.1 もっとも手軽なRCフィルタ
2.2 RC回路網のイメージを熟知しておこう
第3章 アクティブ・フィルタの設計
3.1 アクティブ・フィルタのあらまし
3.2 アクティブ・ローパス・フィルタの設計
3.3 アクティブ・ハイパス・フィルタの設計
3.4 ステート・バリアブル・フィルタの設計
3.5 バンドパス・フィルタの設計
3.6 バンドエリミネート・フィルタの設計
Appendix アクティブ・フィルタ設計のための正規化テーブル
第4章 LCフィルタの設計
4.1 LCフィルタのあらまし
4.2 LCフィルタの設計
4.3 LCフィルタの実験試作
第5章 LCシミュレーション型アクティブ・フィルタの設計
5.1 LCシミュレーションとは
5.2 実用的FDNRフィルタの設計
第6章 フィルタに使用するRCL
6.1 フィルタに使用する抵抗器
6.2 フィルタに使用するコンデンサ
6.3 フィルタに使うコイル
第7章 トランスを活用しよう
7.1 トランスのあらまし
7.2 入力トランスで計測アンプの雑音特性を改善する
7.3 電源からの雑音をカットする
Appendix 電源雑音を積極対策したノイズ・フィルタ・トランス
第8章 コモン・モード・チョークと雑音対策
8.1 復習…電子機器への外来雑音
8.2 コモン・モード・チョークを活用しよう
8.3 電源用にはライン・フィルタ
第9章 ロックイン・アンプの原理と実験
9.1 ロックイン・アンプのあらまし
9.2 ロックイン・アンプの実験
第10章 ロックイン・アンプの使い方
10.1 ロックイン・アンプを上手に使うには
10.2 ロックイン・アンプの応用を拡大するために
10.3 ロックイン・アンプを使った応用計測