コンテンツコード | DP49071 |
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著者 | トランジスタ技術SPECIAL編集部 |
発行元 | CQ出版社 |
価格(ライセンス料金) | 1,980円 |
仕様 | B5判 144ページ PDF 約96Mバイト |
発行日 | 2009/07/01 |
更新日 | 2022/01/14 |
制限 | ダウンロード制限: サービス停止まで |
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ライセンス条件 | ●本書は著作物であり,著作権法により保護されています.本書の一部,または全部を著作権者に断りなく,複製または改変し他人に譲渡すること,インターネットなどに公開することは法律により固く禁止されています.違反した場合は,民事上の制裁および刑事罰の対象となることがあります. ●本書は,CQ出版社から出版された,2009年7月1日発行の同タイトルの書籍をPDFファイルとしたものです.電子版制作の都合上,オリジナルの書籍と比べて,一部の書体や線の太さ・種類が変更になっている場合があります.また,電子版という性格から,オリジナルの書籍と同一のプリント品質は保証できません.ご了承ください. ●予告なく,本サービス(Tech Village 書庫&販売)を一時休止または終了することがあります.サービス休止時やサービス終了後は,本コンテンツをダウンロードまたは閲覧できなくなります. |
解説
※ 本コンテンツは,2009年7月1日発売の『トランジスタ技術SPECIAL No.107 電子回路のコモンセンス』をPDFファイルとしたものです.
電子機器の設計に際しては,エレクトロニクス関連の基礎知識が必須であるのは当然のことですが,トランジスタやOPアンプをはじめとして,A-D/D-Aコンバータ,各種の機能ICなどの半導体デバイスの応用技術を駆使することが不可欠です.また,マイコンやPLDなどのプログラマブルなデバイスの応用では,その周辺回路の応用技術も重要です.しかし,これらの応用技術は,ベテランの間ではすでに常識(コモンセンス)となっているさまざまな知識や経験のうえに集大成されています.
No.107では,電子回路設計のさまざまな分野について,これらのコモンセンスを集めて,フレッシャーズ(新入社員および初心者)に向けてわかりやすく解説します.
目次
第1章 マイコン活用のコモンセンス1-1 マイコンとは
1-2 マイコンの基本構成
1-3 マイコンの構成要素 その1…CPU
1-4 マイコンの構成要素 その2…メイン・メモリ
1-5 マイコンの構成要素 その3…入出力
1-6 コンピュータの主要機能「割り込み」
1-7 マイコンの選択の方法
1-8 ソフトウェアの開発
1-9 OSが必要かどうかを見極める
第2章 ディジタル回路のコモンセンス
2-1 ディジタル信号の性質と伝送のためのルール
2-2 ディジタル信号同士をインターフェースするIC
2-3 マイコンとディジタルIC
2-4 ディジタルICのいろいろ
2-5 データを保存/記憶するメモリIC
2-6 メカニカル・スイッチからの入力
第3章 トランジスタ活用のコモンセンス
3-1 ディスクリート・トランジスタの使われる場所
3-2 バイポーラとFETがある
3-3 壊さずに安心して使うために
3-4 ディスクリート・トランジスタの応用例
第4章 OPアンプ活用のコモンセンス
4-1 OPアンプの位置付け
4-2 OPアンプの分類と外観
4-3 OPアンプの使いかた
4-4 まず汎用型が使えないか検討する
4-5 センサ回路に向く高精度型
4-6 ビデオ回路や高周波回路に使う高速型
4-7 モータも駆動できる高出力型
4-8 電池動作に向く低電圧/低消費電力型
4-9 計測回路などに使われる低雑音型
第5章 A-D/D-Aコンバータ活用のコモンセンス
5-1 A-D/D-Aコンバータの役割と応用
5-2 A-Dコンバータの性能を表す重要なスペック
5-3 変換後のディジタル・データのコードと電圧値
5-4 入力できる信号の周波数には限界がある
5-5 変換時に生じるいろいろな誤差
5-6 A-Dコンバータの方式
5-7 性能に影響する変換コア以外の回路
5-8 実際のA-D変換回路の例
5-9 サンプル・クロックのジッタに注意
5-10 A-Dコンバータの周辺回路
5-11 10Mspsを越える高速A-Dコンバータの応用
5-12 ディジタル信号をアナログに変換するD-Aコンバータ
第6章 パワー・デバイス活用のコモンセンス
6-1 パワー・デバイスの役割
6-2 スイッチング用のデバイスが主流
6-3 放熱性とインダクタンスに配慮したパッケージ
6-4 パワーMOSFETの特徴
6-5 パワーMOSFETを高速にスイッチングするには
6-6 ワンチップのゲート・ドライブIC
6-7 ドライバとパワー・デバイスが一つになったIC
第7章 電源回路のコモンセンス
7-1 リニア動作の電源IC
7-2 レギュレータの種類を使い分ける
7-3 慣れないうちはモジュールやワンチップICを検討
7-4 定番ICとその応用例
7-5 回路や負荷を破壊から守る回路
第8章 ワイヤレス回路のコモンセンス
8-1 電波を利用するためのマナー
8-2 設計前に検討すべき事柄
8-3 高周波でよく使われる部品
8-4 高周波特有の現象
8-5 定番ICとその応用回路
第9章 半導体のコモンセンス
9-1 半導体の分類
9-2 半導体の製造工程とパッケージ
第10章 評価と測定のコモンセンス
10-1 測定器の種類と適材適所
10-2 ハンディ・タイプのマルチ測定器「テスタ」
10-3 電気信号の姿が映し出される「オシロスコープ」
10-4 信号の周波数成分を調べるスペクトラム・アナライザ
10-5 複数のロジック信号を一度に観測できる「ロジアナ」
10-6 手作りできる簡易測定器
10-7 正確な測定のためのチェックポイント
10-8 測定器を使う場合の注意点
第11章 EMC/ESD対策のコモンセンス
11-1 電磁両立性あるいは電磁環境両立性(EMC)
11-2 ディジタルICにはパスコンを入れる
11-3 FBやEMIフィルタの活用
11-4 周波数拡散クロックの使用には注意が必要
11-5 プリント基板設計の基本
第12章 製品設計のコモンセンス
12-1 プリント基板のできるまで
12-2 必ず守らなければならない法規制