コンテンツコード | DP49091 |
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著者 | トランジスタ技術SPECIAL編集部 |
発行元 | CQ出版社 |
価格(ライセンス料金) | 1,980円 |
仕様 | B5判 144ページ PDF 約69Mバイト |
発行日 | 2010/01/01 |
更新日 | 2022/01/20 |
制限 | ダウンロード制限: サービス停止まで |
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ライセンス条件 | ●本書は著作物であり,著作権法により保護されています.本書の一部,または全部を著作権者に断りなく,複製または改変し他人に譲渡すること,インターネットなどに公開することは法律により固く禁止されています.違反した場合は,民事上の制裁および刑事罰の対象となることがあります. ●本書は,CQ出版社から出版された,2010年1月1日発行の同タイトルの書籍をPDFファイルとしたものです.電子版制作の都合上,オリジナルの書籍と比べて,一部の書体や線の太さ・種類が変更になっている場合があります.また,電子版という性格から,オリジナルの書籍と同一のプリント品質は保証できません.ご了承ください. ●予告なく,本サービス(Tech Village 書庫&販売)を一時休止または終了することがあります.サービス休止時やサービス終了後は,本コンテンツをダウンロードまたは閲覧できなくなります. |
解説
※ 本コンテンツは,2010年1月1日発売の『トランジスタ技術SPECIAL No.109 A-Dコンバータ活用ノート』をPDFファイルとしたものです.
今日,電子機器はディジタル全盛の時代です.「アナログ」の最後の砦と思われたテレビ放送も,完全ディジタル移行を間近に控えています.しかし,自然界の情報はほとんどすべてがアナログです.これらの情報をディジタル処理するために欠かせない回路技術が,アナログ-ディジタル変換,すなわちA-Dコンバータです.現在ではさまざまな応用に適したA-DコンバータICが各社から豊富に供給されており,回路設計者としては選択に困るほどです.
特集では,A-D変換の基礎から応用までを初心者向けにやさしく解説していきます.A-DコンバータICに入力する信号を調整するためのOPアンプ回路から,各種A-D変換方式の特徴,A-D変換回路の設計とトラブル対策までを広範囲に取り上げます.
目次
[基礎編]第1章 アナログ信号とディジタル信号
1-1 まずはアナログ量とは何かを確認してみよう
1-2 アナログ信号をディジタル信号に変換する理由
1-3 ディジタル値とはどういうものか
1-4 A-D変換の基礎原理
第2章 アナログ信号処理の概要
2-1 アナログ信号処理が重要
2-2 アナログ信号処理回路の種類と機能
2-3 アナログ信号処理回路の基本はOPアンプ
2-4 OPアンプのおもな静特性
2-5 OPアンプのおもな動特性
第3章 アナログ信号処理回路の設計例
3-1 ゲイン・スケーリング回路
3-2 フィルタリング回路
3-3 電流-電圧変換回路
3-4 アナログ演算回路
3-5 バッファリング回路
3-6 信号変換回路
第4章 A-DコンバータICの基礎知識
4-1 分解能と変換スピード
4-2 A-Dコンバータの静特性
4-3 A-Dコンバータの動特性
4-4 A-Dコンバータのそのほかの仕様
4-5 サンプル&ホールド回路
第5章 A-Dコンバータの変換方式のいろいろ
5-1 逐次比較型A-D変換の動作
5-2 フラッシュ型A-D変換の動作
5-3 ハーフ・フラッシュ型/サブレンジング型A-D変換の動作
5-4 パイプライン型A-D変換の動作
5-5 デルタ-シグマ型A-D変換の動作
5-6 A-D変換方式のまとめ
第6章 A-Dコンバータ周辺の回路設計の基礎
6-1 電源がA-D変換の精度を左右する
6-2 安定化電源の種類と推奨例
6-3 A-Dコンバータ周辺のプリント基板設計
6-4 ディジタル・インターフェースの基礎
6-5 SPIとI2Cインターフェースの基礎
6-6 クロック・ジッタの定義と低減法
第7章 データシートや技術資料の利用法
7-1 データシートの基本的な読みかた
7-2 製品データシートに隠されているものを見抜く力
7-3 アプリケーション・ノートの活用
Appendix-A 評価ボードを入手すれば実験は簡単
[実践編]
第8章 実用A-D変換回路集
8-1 12ビット精度,100kspsの汎用A-D変換回路
8-2 15ビット精度,200kspsの一般計測用A-D変換回路
8-3 高精度計測用A-D変換回路
8-4 オーディオ用A-D変換回路
8-5 画像用高速A-D変換回路
8-6 低消費電力A-D変換回路
8-7 多チャネルA-D変換回路
第9章 A-D変換回路の測定とトラブルへの対処法
9-1 デバイス・ドライバの働き
9-2 動特性の測定と保証されている精度
9-3 トラブルへの対処方法
9-4 トラブルが発生するのはどのようなときか
9-5 半導体デバイスの信頼性とESD対策