FED WIZ-CとCCS-Cの二つのCコンパイラを使ってC言語でプログラミングするマイコン開発とXPortによるインターネット経由の制御を解説
PICによるホーム・コントロール工作入門【PDF版】
コンテンツコード | DP37251 |
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著者 | 中尾 司 |
発行元 | CQ出版社 |
価格(ライセンス料金) | 2,310円 |
仕様 | B5変型判 232ページ PDF 約10Mバイト |
発行日 | 2012/03/01 |
更新日 | 2012/02/14 |
制限 | ダウンロード制限: サービス停止まで |
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ライセンス条件 | ●本書は著作物であり,著作権法により保護されています.本書の一部,または全部を著作権者に断りなく,複製または改変し他人に譲渡すること,インターネットなどに公開することは法律により固く禁止されています.違反した場合は,民事上の制裁および刑事罰の対象となることがあります. ●本書は,CQ出版社から出版された,2006年8月20日 初版発行の同タイトルの書籍をPDFファイルとしたものです.電子版制作の都合上,オリジナルの書籍と比べて,一部の書体や線の太さ・種類が変更になっている場合があります.また,電子版という性格から,オリジナルの書籍と同一のプリント品質は保証できません.ご了承ください. ●予告なく,本サービス(Tech Village 書庫&販売)を一時休止または終了することがあります.サービス休止時やサービス終了後は,本コンテンツをダウンロードまたは閲覧できなくなります. |
解説
家庭内の機器は,赤外線リモコンを使ってコントロールするのが一般的ですが,最近では,インターネットを活用してネットワーク経由で家の外からもコントロールできるようになってきました.
本書では,コンパクトな機器をコントロールするために使われるPICマイコンを使い,C言語で開発します.製作するものは,リモコンで制御できる調光器,イルミネーション・ライト用のコントローラ,赤外線リモコン送信器,シリアル端末,シンプル・タイマ,赤外線リモコン受信器,ディジタル入出力,アナログ入力,シリアル・ケーブルおよびXPort経由でパソコンから遠隔操作できるコントローラです.ソフトウェアは主要な部分を抜き出して解説します.
製作する機器は,専用のプリント基板を作ったものとユニバーサル基板を利用した2種類があります.専用のプリント基板は,頒布予定です.また,ユニバーサル基板のパーツのはんだ付け方法やそれぞれの部品について,またケースの加工方法についてもわかりやすい解説を盛り込みました.
目次
はじめにWIZ-CとCCS-Cの違い,移植の際の注意事項などを説明
第1章 FED WIZ-CとCCS-Cの二つのC言語
1-1 WIZ-CとCCS-Cの概要
1-2 開発環境の違い
1-3 プログラムの構造,言語仕様上の違い
1-4 エレメント,ライブラリの比較
Column…1-1 PCMを使ってコマンドラインでコンパイル(CCS-C)
Column…1-2 割り込みとその要因
Column…1-3 WIZ-Cの割り込みタイプの変更方法
Column…1-4 WIZ-Cのライブラリ拡張
Column…1-5 WIZ-Cのスタック・オプションの変更
マイコンで制御可能な位相制御方式の電力コントローラの製作
第2章 トライアックを使ったディジタル調光器
2-1 動作のしくみ
2-2 ディジタル調光器の製作
2-3 ディジタル調光器のハードウェア
2-4 ディジタル調光器のソフトウェア
Column…2-1 トライアックの駆動
Column…2-2 コンフィギュレーション・ワード
Column…2-3 本書で使うパーツの外観
AC100Vの電球やLEDを順次点灯させるコントローラの製作
第3章 最大6系統をコントロールできるイルミネータ
3-1 イルミネーション・コントローラの動作のしくみ
3-2 イルミネーション・コントローラの製作
3-3 イルミネーション・コントローラのハードウェア
3-4 イルミネーション・コントローラのソフトウェア
3-5 イルミネーション・コントローラの機能拡張
Column…3-1 クロック・タイプ
Column…3-2 PICのメモリ空間
ディジタル調光器やイルミネータ,シンプル・リモコンで使用できる赤外線リモコンの送信器の製作
第4章 多用途12ch赤外線リモコン送信器
4-1 赤外線リモコン送信器の動作のしくみ
4-2 赤外線リモコン送信器の製作
4-3 赤外線リモコン送信器のハードウェア
4-4 赤外線リモコン送信器のソフトウェア
Column…4-1 赤外線LEDと受光モジュール
Column…4-2 PICの比較
ほかのセットの内蔵時計の時刻やタイマ時刻などを設定するためのシリアル通信端末を製作する
第5章 ポータブル型シリアル通信端末
5-1 シリアル通信端末の動作のしくみ
5-2 シリアル通信端末の製作
5-3 シリアル通信端末のハードウェア
5-4 シリアル通信端末のソフトウェア
8ピンのPIC12F683を使用した小型,単機能のデイリ・タイマを製作
第6章 24時間制シンプル・タイマの製作
6-1 シンプル・タイマの動作のしくみ
6-2 シンプル・タイマの製作
6-3 シンプル・タイマのハードウェア
6-4 シンプル・タイマのソフトウェア
Column…6-1 ユニバーサル基板での製作例
8ピンのPIC12F675を使用した小型,単機能の赤外線リモコン受信器を製作
第7章 シンプル・リモコン受信器の製作
7-1 シンプル・リモコン受信器の動作のしくみ
7-2 シンプル・リモコン受信器の製作
7-3 シンプル・リモコン受信器のハードウェア
7-4 シンプル・リモコン受信器のソフトウェア
アプリケーションで共通に使用する関数の説明
第8章 本書で使う共通関数
8-1 共通関数を使用するための手順
8-2 プログラムの説明(WIZ-C,CCS-C)
8-3 プログラムの説明(WIZ-C専用)
8-4 プログラムの説明(CCS-C専用
パソコンから遠隔操作できるI/Oポート,赤外線リモコン送信器の製作
第9章 多機能リモート・ポートの製作
9-1 リモート・ポートの動作のしくみ
9-2 リモート・ポートの製作
9-3 リモート・ポートのハードウェア
9-4 リモート・ポートのソフトウェア
9-5 赤外線リモコン機能の追加
9-6 赤外線リモコン機能のソフトウェア
リモート・ポートをインターネットのどこからでもコントロールできるように
第10章 XPortを使ってリモート・ポートをLAN対応に拡張
10-1 XPortを使用する前に
10-2 XPortを使うためのソフトウェア
10-3 Javaについて
10-4 リモート・ポートのネットワーク対応
Column…10-1 環境変数Pathの追加
Column…10-2 コマンドプロンプトの操作
WIZ-C,CCS-C専用のICDツールの使い方を説明
第11章 PIC-KEY,ICD-U40のデバッガ,プログラマとしての使い方
11-1 ICDとは 201
11-2 PIC-KEY,ICD-U40をICSPプログラマとして使用する(WIZ-C,CCS-C)
11-3 PIC-KEYをICDとして使用する(WIZ-C)
11-4 ICD-U40をICDとして使用する(CCS-C)
Appendix A XPortの初期設定
Appendix B XPortリダイレクタの設定
Appendix C 加工寸法図
Appendix D おもなパーツのピン配列
Appendix E ダウンロード・ファイル一覧
Appendix F WIZ-Cのエレメント
Appendix G WIZ-C Ver.12
参考・引用文献
索引