コンテンツコード | DP14961 |
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著者 | 海老澤 徹 |
発行元 | CQ出版社 |
価格(ライセンス料金) | 3,740円 |
仕様 | B5変型判 364ページ PDF 約34Mバイト |
発行日 | 2012/01/01 |
更新日 | 2011/12/05 |
制限 | ダウンロード制限: サービス停止まで |
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ライセンス条件 | ●本書は著作物であり,著作権法により保護されています.本書の一部,または全部を著作権者に断りなく,複製または改変し他人に譲渡すること,インターネットなどに公開することは法律により固く禁止されています.違反した場合は,民事上の制裁および刑事罰の対象となることがあります. ●本書は,CQ出版社から出版された,2006年9月1日 初版発行の同タイトルの書籍をPDFファイルとしたものです.電子版制作の都合上,オリジナルの書籍と比べて,一部の書体や線の太さ・種類が変更になっている場合があります.また,電子版という性格から,オリジナルの書籍と同一のプリント品質は保証できません.ご了承ください. ●予告なく,本サービス(Tech Village 書庫&販売)を一時休止または終了することがあります.サービス休止時やサービス終了後は,本コンテンツをダウンロードまたは閲覧できなくなります. |
解説
米国製無線機コリンズ……それは1960年代にアマチュア無線を始めた世代にとって羨望の的でした.そして現在でもコリンズの無線機は活躍しています.本書は,そのコリンズの無線機に憧れて青春時代を過ごした筆者の思い入れがいっぱい詰まった技術読み物です.
一度はコリンズを保有した方も,まだ見果てぬ夢となっている方にも,忘れかけていた青春の1頁を埋めてくれる1冊となることでしょう.
オリジナル回路図付き.
徹底解説機種:【受信機】75A-4,75S-1/2/3A/3B/3C,51S-1,51J-4【送信機】KWS-1,32S-1/3/3A【トランシーバ】KWM-1,KWM-2/2A【その他】62S-1,30L-1,30S-1
目次
いまよみがえる伝説の無線機たちまえがき
第1章 コリンズ・アンソロジ
1.1 アーサー・コリンズとCollins Radio Company
第2章 SSB以前のコリンズ
2.1 戦後の混乱期からAM時代まで
TCS-10
AN/ART-13
AN/ARR-15
30K-1
310A
32V Transmitter
75A Receiver
32V-1 Transmitter
75A-1 Receiver
32V-2 Transmitter
51J-1 Communication Receiver
KW-1 1kW Transmitter
75A-2 Receiver
32V-3 Transmitter
75A-3 Receiver
第3章 SSB時代のコリンズ
3.1 75A-4 Receiver
はじめに
75A-4受信機について
フロント・エンドと混変調
75A-4の改造記事
インストラクション・ブック
真空管の雑音
各部の動作電圧
ローカル・オシレータ
シリアル・ナンバによる違い
VIF
PTO
メカニカル・フィルタ
IF増幅とQマルチプライヤ
SメータとAVC回路
メインテナンスのポイント
球のシールド
プロダクト検波
パスバンド・チューニング
ノイズ・リミッタ(ANL)
AF増幅段のNFB
シャーシ
オプションについて
新旧モデルの相違点
75A-4の利得配分
COLUMN◆ 75A-4はKWM-1の生みの親
3.2 KWS-1 SSB TRANSMITTER
はじめに
メカニカル・フィルタ
コリンズの新技術
BIRDCALLプロジェクト
構成と配置
回路と特徴
3.3 KWM-1 TRANSCEIVER
KWM-1開発意図とその概要
構成
回路の説明
使ってみて
COLUMN◆ メインテナンス
3.4 KWM-2/2A TRANSCEIVER
はじめに
エピソード
誕生の時代背景
KWM-2/2Aの構成
KWM-2の変遷
初期型と後期型の比較
メインテナンス
KWM-2の改造
まとめ
COLUMN◆ 世界に一台のKWM-2
COLUMN◆ オリジナル無線業務日誌
3.5 75S-1/2/3/3A/3B/3C RECEIVER
コリンズS-Line登場
S-Lineを語る
75S-1受信機
フロント・エンド
第1ローカル・オシレータ
可変中間周波回路と第2ミキサ
第2ローカル・オシレータ
メカニカル・フィルタと中間周波増幅段
プロダクト検波およびBFO
その他の回路
その他
75S-3/3A受信機
Qマルチプライヤ
AGC SLOW-FAST
75S-3B/3C受信機
後期の75S-3B
使ってみて
保守について
COLUMN◆ 保守用部品の入手 〜抵抗〜
3.6 32S-1/2/3/3A TRANSMITTER
32S-1/2 送信機
32S-1の回路構成
バランスド・モジュレータ
サイドバンド・フィルタ
第1ミキサ
VFOには70K-2
第2ミキサ
ドライバ段とパワー増幅段
3.7 30L-1 LINEAR AMPRIFIER
30L-1 RFリニアアンプ
構造と回路
使ってみて
追補
3.8 30S-1 LINEAR AMPRIFIER
30S-1 RFリニアアンプ
構造と回路
使ってみて
COLUMN◆ トリムライン
3.9 62S-1 VHF CONVERTER
はじめに
送信部
受信用コンバータ
マスタ・オシレータ
電源部
まとめてみると
追補
3.10 51S-1 RECEIVER
51S-1が登場した背景
51S-1の種類
受信機の回路構成
機械的な構造
シャーシと部品の配置
回路の説明
COLUMN◆ 球の性質
3.11 51J-3/4 RECEIVER
はじめに
機械的な同調機構
構成
周波数の配分
回路構成
機械的な構造
その他
COLUMN◆ 51J-4で改良された点
第4章 周辺情報
4.1 メカニカル・フィルタ あれこれ
最初のメカニカル・フィルタ
コリンズのメカニカル・フィルタ
4.2 COLLINS PTOのすべて
PTOの種類
PTOの回路
70E-15,70E-24について
70H-2,70H-12について
70J-1について
70K-1と70K-2
70K-2について
PTOの構造
4.3 DDS-2A External VFO
作動させる
発振部の素顔
DDS-2Aの周波数安定度
贅沢をいうなら
4.4 アクセサリ
あとがき
参照・参考資料
索引